72号で特集しているサンフランシスコのアーティスト、ジェレミー・フィッシュ（Jeremy Fish）を招待して行った個展”“The Head Versus The Heart”に合わせて制作したプリント。
猫と猿は同じ家でペットとして飼われていました。彼らは大の仲良しで、特に食べ物に関して様々ないたずらをしていました。ある日、二匹は暖炉で焼かれている栗をどうやって手に入れるか考えていました。狡猾な猿は、自分の方が上手に取れると言い、猫にこう提案しました。「火から取り出してくれたら、僕が二人の分を分けよう」
猫は一生懸命に栗を取り出すたびに、自分の肉球をひどく焼きました。そして、取り出すたびに猿がそれを食べてしまいました。家の主人が入ってきたとき、二匹は逃げ出しましたが、猫は前足を焼かれ、栗も得られませんでした。それ以来、猫は猿とあまり関わらなくなりました。
教訓：お世辞を言う者は、自分の利益を追求します。
この絵は、ジェレミーと彼の母が取り組んでいるプロジェクトです。
彼の母が寓話を元に物語を書き、ジェレミーがその言葉からインスピレーションを受け、この絵を描いています。
【作品詳細】
Artist: Jeremy Fish
Title: CAT
Size: W40.64 x H50.8cm (Frame Size: W44cm x H54cm)
Medium: Silkscreen print on paper
Edition: 50 (Signed, Embossed)
【注意】
※エディションナンバーは選べませんの予めご了承ください。
※シルクスクリーン作品の発送には1〜2週間程度お時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。
Jeremy Fish
ジェレミー・フィッシュは絵画の学位を取得し、スクリーン印刷を中心に学び、その学歴と職歴からファイン・アーティスト、商業イラストレーターとしてのキャリアを形成してきた。スケートボード、Tシャツ、ヴィニールトイ、アルバムカバー、定期刊行物のイラスト、壁画、スニーカーなどのデザインを手がけながら、アメリカ国内だけでなく、国際的にギャラリーや美術館で作品を展示している。アートワークは主にストーリーテリングとコミュニケーションをテーマとし、キャラクターやシンボルのライブラリーを通して語られる。キュートなものと不気味なものの中間にあるイメージのバランスを見つけることに重点を置いている。ジェレミーはリトル・イタリアと呼ばれるノース・ビーチを拠点に、20年前からサンフランシスコに住んでいる。